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画像診断(CT・MRI) Diagnostic Radiology

診療内容

CTX線を使用して人体の断層像を撮像するCT、磁気と電波を使用してCTのように断層像を撮像するMRIは、現在の画像診断装置の主役です。
現在当院では3台のCTと3台のMRI を使用しています。CTは最新の320列マルチスライスCT、MRIは3テスラの装置が1台、1.5テスラの装置が2台稼働しています。320列マルチスライスCTは、頸部から腹部を一回の息どめで非常に薄い厚みで撮像することが可能で、撮影後の画像処理をすることで、横断像だけでなくいろいろな方向からの断層像での観察が可能です。また心臓を栄養する血管(冠動脈)も良好に描出できるようになりました。
この他外科手術前の細かい血管走行の画像も作成でき、血管造影検査などの体に負担のかかる他の検査を置き換えることができるようにもなってきています。


MRIMRIは脳や脊髄、骨や関節領域では従来から優れた画像診断法でしたが、撮影に時間がかかるという欠点があり、胸部や腹部といった呼吸運動の影響を受けやすい領域は苦手とされてきました。しかし近年は撮影の高速化が進み、体幹部でも良好なMRI断層画像が得られるようになりました。
当院のMRIでは最新鋭の撮像法を臨床面に応用し、大脳の神経線維の走行や心臓の筋肉のリアルタイムな動きの描出などが可能で、これら最新MRI撮像技術を診療に応用しています。