放射線治療 Radiation Oncology
診療内容
他の治療との組み合わせ
姑息ないし対症的な治療では放射線治療を単独で行うことも多いのですが、根治的な治療の場合では、手術や抗がん剤をうまく併用しながら、患者さんに最適な方法で放射線治療を行います。
手術と放射線治療
放射線が当たったからといって、治療中は痛いとか熱いとか感じることはありません。
切らずに治す治療であり、一般に侵襲性(体への負担)が少ないといえます。
![放射線治療と他の治療の併用](../../img/practice/radiation_img06.png)
![手術や化学療法に代わって](../../img/practice/radiation_img07.png)
また、通常は手術や化学療法を第一選択として考えるような場合でも、患者さんの状況に応じて、様々な場合に放射線治療を行っています。
放射線の種類
放射線治療の種類は、2つに分けられます。その1つは電磁放射線、もう1つは粒子放射線です。また放射線治療の方法も、2つに分けられます。放射線を外部より当てる外部照射と、体内から当てる小線源治療です。当院ではリニアック(直線加速器)と呼ばれる放射線治療装置が2台あり、電磁放射線であるX線と、粒子放射線である電子線による、外部照射を行っています。
![放射線の種類](../../img/practice/radiation_img08.png)
![放射線の方法](../../img/practice/radiation_img09.png)
小線源治療については、前立腺癌に対する密封小線源療法を泌尿器科と共同で積極的に行っています。